パーソナルトレーニングコラム

内装が無いパーソナルジムはいいジム?

MIYAZAKI GYM代表の宮崎です。

弊社のジムは内装工事がありませんというお話です。

 

内装工事をしない理由

パーソナルジムというとどんなイメージを持たれますか?

お洒落な芸能人やセレブが通うキラキラしたジムとか、さわやかなリゾート地のような明るく開放的なジムとか・・・

 

安いサービスではないため、高級感のある雰囲気のところが多いですよね。

一番最初に流行ったライザップさんなんかは、高級ホテルのような設備が売りの一つでした。

 

雑居ビルの1室のパーソナルジム

それに引き換え、MIYAZAKI GYMは雑居ビルとか、許可を取ってSOHO可などのマンションの1室での営業をしています。

汚いかというと、別にそんなことは無いのですが、お洒落ビルでもなく、内装もいわゆる事務所っぽい感じです。

パーソナルトレーニングジムMIYAZAKI GYM池袋店全体図

パーソナルトレーニングジム渋谷店スミスマシン

間接照明にしようと思って電気工事なんかもしちゃって、受付のカウンター作ったりとか入れていくと、内装だけで何百万とかかってしまいます。

そこを弊社では私の独断で、カットしています。

 

綺麗なジムだから痩せたり筋肉がつくわけではない

なんでお洒落にしないかというと、トレーニングの効果は全く変わらないからなんです。

年に1~2回非日常的な体験をして気分転換したいホテルや旅館は、広々としてお洒落な空間が必要です。

記念日を祝うディナーを提供するレストランも同様です。

 

でもジムはどうでしょう?

年に1度の記念日で思い出を作るとか、気分転換としてジムに来るわけではありません。

週1回や2回など、定期的に通って体に負荷をかけていく場です。

 

メイクすら不要かもしれません。

華やかな場に出る為の準備をする場がパーソナルジムなんです。

そこはキラキラした場所でなくてもいいのではというのが私の考えです。

 

内装費用の分は価格に転嫁

無駄な内装費用をかけない分は価格に反映させていただいております。

内装の数百万もそうですが、ビルも決してお洒落な建物ではなく、古めのビルで広くもありません。

 

初期費用も固定費も抑えることで、良いトレーナーを採用し、良い器具を入れて(内装と比べるとだいぶ安いんです)、それでいてリーズナブルというのが明確なコンセプトです。

多分家賃は同業他社の相場と比べると、6割~8割くらいかなと思います。

 

たまに2~3倍くらいのジムもあってびっくりします。

 

最安ではありません

でも最安ではありません。申し訳ございません。

ここは経営努力の限界かもしれません。

 

理由はトレーナーの人件費を高くしているからです。

ジムのコンセプトをどれだけ作りこみ、方向性を示したとしても、最終的にはトレーナーの質次第になってしまいます。

 

良いトレーナーは自分でもお客さんを獲得できますし、給料の高いところを選ぶことができます。

良いトレーナーほど取り合いなんですね。

 

そこは費用をかけないと明確に質が落ちる為、トレーナーに費用をかけた結果、今の価格設定に落ち着いています。

 

あくまでパーソナルジム選びの参考までに

そんな感じで徒然と書いていきましたが、無駄を省くというのが弊社のコンセプトです。

明確にトレーニングの効果と関係ないものはバッサリ捨てよう。結果が出てなるべく安い方がいいよねということです。

 

ただそれもあくまでお客様がジムを選ぶ時の判断基準の一つなので、お洒落なジムの方が気分が上がるからやる気が出るというのも事実でしょうし

こういうコンセプトのジムもあるよという風に感じていただければ幸いです。

 

清掃だけは気を付けて

とはいうものの、汚いのは問題なので、最近でも清掃について、これまでより明確にやることを決めて報告を行う仕組みを作りました。

綺麗に保つという目標だけだと人によって差が出てしまいますよね。

 

内装は無くてもいいから、清潔さは保とうというところで取り組んでいます。