【プロが実際に使った】ホームジムにおすすめパワーラック4選

The following two tabs change content below.

宮崎 隆一

代表取締役株式会社リーブル
トレーナー歴16年。パーソナルトレーニングジムMIYAZAKI GYMを5店舗運営し、自身でも年間1200~1500件のレッスンを行っている。専門はダイエット・ボディメイクだが、健康やアンチエイジングの為の運動を推奨している。 NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定トレーナー) フィットネスニュートリションスペシャリスト ヘビー級プロキックボクシングライセンス(失効) テコンドー関東大会二部無差別級優勝 全日本学生ボディビル選手権6位 剣道二段 居合道初段

パーソナルトレーナーの宮崎隆一です。出張パーソナルトレーナーとして10年目になります。

そんな私が自宅で筋トレをする際におすすめのパワーラックを紹介していきます。

 

ダンベルやトレーニングベンチの記事もご参照下さい。

【パワーラック】

  1. GRONGパワーラック
  2. アイロテックパワーラック
  3. TAFF STAFFパワーラック
  4. POWERTECパワーラック

【バーベルとプレート】

  1. 28㎜バーベル
  2. 50㎜バーベル
  3. プレート類
  4. カラー(プレート留め具)

ホームジムにおすすめのパワーラックのポイント

パワーラックのポイントは幾つかありますが以下の通りです

  1. ある程度の幅
  2. セーフティやバーホルダーの調整がレバーかバネである
  3. ラットオプションがあるか
  4. ラットオプションの重量はウエイトスタック式か
  5. スミスマシンは準業務用以上

パワーラックは中途半端な性能のものがすくなくありません。基本的には鉄の塊なので多少のことには目をつぶれるはずなのですが、割と重要なバーホルダーやセーフティ周りが変な商品が多いです。

よく使われているパ〇ーテック社製のハーフラックなんかは、安くて省スペースなのが人気なものの、セーフティが高すぎてベンチプレスができないという状態です。同社のスミスマシンも、ラットオプションを付けるとベンチプレスを行う幅が確保できないという致命的な欠点がありました。

ファイ〇ィングロードのパワーラックなどはラックが小さすぎてワイドスタンスのスクワットができないなど、本当にトレーニングを分かっている人が作ったのか?と疑問に感じます。

その為、今回紹介する後半のものはかなりしっかりした業務用でもよくつかわれるものになります。それくらいじゃないと自信をもってお勧めするのが難しいです。

 

ラットオプションがウエイトスタック式だとかなりめんどくさいです。それならあきらめてチンニングを行うのがいいでしょう。

スミスマシンはTAFFSTAFFなど準業務用レベルでないと使いにくいです。スミスマシンとパワーラックなら間違いなくパワーラックの方がいいので、スミスマシンはホームジムの際に選択肢に入れる必要はないでしょう。

おすすめパワーラック1.GRONGパワーラック

このパワーラックは本格的なものを導入する予算やスペースが無い場合におすすめです。

とりあえずバーを決まった高さにおけるという商品です。ベンチプレス、スクワットなどの基本種目が問題無く行えるのがいいですね。

また、高さの調整などもストレス無く行えるのでお勧めします。地味に取っ手が付いているのがいいですね。

GRONGパワーラックの良い点

  1. 安い
  2. スペースもそれほど取らない
  3. 及第点の調整機能

1は価格としては破格の安さです。普通のパワーラックでは満足な性能なら5万以上はまずします。

2のスペースに関してはハーフラックと同じくらいでしょうか。部屋に置くと邪魔ですが、それほど圧迫感はありません。

3の調整機能はセーフティや高さ調整のことです。ハンドルも付いていて意外と簡単に調整ができます。トレーニングの際には結構変更する場合が多いのでこれは重要な点です。

GRONGパワーラックのいまいちな点

  1. チンニングができない
  2. ラットオプションもない
  3. スクワットが置きにくい

チンニングやラットオプションが出来ないのは仕方ないことですが、一応欠点として挙げておきます。

スクワットはできるのですが、あまり重いのをぎりぎりまでやると、ラックに置くのが少し難しいので、高重量扱う人は大変かもしれません。セーフティの位置も少し気になります。

普通のパワーラックは置けない、流石に圧迫感が凄いという場合に選択することになると思います。

おすすめパワーラック2.WILDFITパワーラック


アイロテックのものとこちらのもの、両方使ったことあると思うのですが、たしかほとんど変わらなかった気がします。なのでこちらをお勧めしています。アマゾンだとアイロテックはラットオプション付きしか販売していなかったという理由ですが。

ラットオプションもどちらのメーカーのものもあるのですが、プレート式のラットプルは使いにくいので要らないかなと思います。この価格帯だと微妙です。女性でチンニングはゴムバンドでのサポートを付けても難しいという方や、体重が重くてチンニングが出来ないという方以外には不要かなと思います。

この辺りのメーカーで安いウエイトスタック式のラットプルダウンもありましたが、腕を伸ばせなかったり、そもそも負荷のかかり方がおかしかったり、これなら使わない方がと思うレベルでした。無いと思いましょう。

WILDFITパワーラックの良い点

  1. 安価
  2. ラックとしては十分機能する
  3. チンニングができる

1は5万でパワーラックが買えるのは非常に安いです。家庭用として使うには問題無いクオリティです。

2はラックとしての基本的な機能は問題ありません。幅とか安定性とか使いやすさとか。要はバーベルが置けて上げ下げ出来ればいいんです。あくまで家庭用として自分がトレーニングする場合ならですが。

3はパワーラックならチンニングくらいはどのタイプでも可能だと思いますが、ハーフラックやバーベル置くだけのタイプでは無理なので一応。

WILDFITパワーラックのいまいちな点

  1. デザインはチープ
  2. バーホルダーやセーフティの移動が少し引っ掛かる
  3. ラットオプションなどが使いにくい

1のデザイン面に関しては値段相応という感じで仕方ないと思います。部品も安っぽい

2のホルダーの移動に関してはイライラするというレベルではないですし、たまにシリコンスプレーでもすればよくなる程度のものです。移動ではないですけどホルダーの上でバーが転がる構造なので、その方が気になります。

3のラットオプションはウエイトスタック式ではなくプレート式なので使いにくいです。ここもプレートにしてしまうとプレートの種類や枚数が結構沢山ないとオペレーションは面倒になります。

閑話休題~パーソナルジムとパワーラックについて

先ほど取り上げたWILDFITのパワーラックなどをパーソナルジムで使用するケースを目にすることが増えました。勿論価格の安さが原因です。

とはいえ、数百万の違いではないんですよ。数十万レベルの違いです。

トレーナーとして活動する理由はなんですか?

トレーナーの多くは「お客様の目標達成をサポートしたい」ということだと思います。その際に、器具に関してはこだわりが不可欠です。トレーナーの指導力は人それぞれで、人としての相性の点などはどうにもならない部分もあります。

しかし器具は明確に違います。安定性、使いやすさなどは値段が高ければ上がります。数十万の違いで何故妥協してしまうのか。理学療法などに近いレベルの機能改善系ならともかく、ダイエットやボディメイクのジムでこれで十分と考える理由はわかりません。お客様は違いは分からないでしょう。

少しでも効率よく、使いやすく、安全にという基本的な点を考えれば、WILD FITやFRONGの家庭用ラックはあくまで家庭用での利用に限るのが望ましいと思います。

おすすめパワーラック3.TAFF STAFFパワーラック 199000円

これは本命です。是非本格的なホームジムをと考えている方が居れば迷わずこちらを選択してください。写真はラットオプション付きです。ラットオプションは別売りで15万くらいです。

ライザップさんを始めとして多くのプライベートジムで採用されています。弊社も全店舗こちらを導入しています。それは多くのパワーラックやハーフラックなどを使ってみた結果、やはりこれが一番いいということで出した結論になります。

トレーニングに必要な機能がバランスよく高いという感じですね。これとパワーブロックがあれば、トップアスリートなどを除いた99%の方の目標は達成可能ではないでしょうか。

TAFF STAFFパワーラックの良い点

  1. デザインが良い
  2. 基本的な使いやすさがワンランク上
  3. ラットオプションが使いやすくケーブルの質がいい

1のデザインは塗装や仕上げが高品質で高級感があります。実はそんなに高くないのに高く見えるのはいいですね。

2の基本的な使いやすさが高いです。TAFFSTAFFのような高さ調整機構を採用している安価なメーカーはないですね。多分手間とか費用が掛かるんだと思います。非常に使いやすく手間が少ないので、トレーニングし易いという特徴があります。高さ帰るだけで手間がかかると、そのうちやらなくなりますw

3のラットオプションは非常に使い勝手がいいです。まず一番大事な負荷のかかり方は非常にダイレクトで、ジムのラットプル専門のマシンと比べても上です。最近のマシンは利便性を重視して横で調整できるようにしているものも多く、その為負荷がダイレクトにかからない感じのものもあります。TAFFSTAFFのラットプルは問題ありません。ロープーリーやアームカールなども高いレベルで行えるのでおすすめです。

TAFF STAFFパワーラックのいまいちな点

  1. オプションを付けるとインクラインベンチがやりにくい
  2. 強度は最高レベルではない
  3. ラットプルの脚固定が微妙な時がある

1のインクラインベンチに関しては高いレベルのコンテスト出場者は気になるかと思います。私は個人的にはダンベルでやればいいかなと感じる程度ですが。後ろのスペースがなくなってインクラインベンチがやれなくなるんですよね。

2の強度に関しては、250キロくらいまでのトレーニングなら全く問題ないのですが、300キロとか400キロのバーベルを扱うレベルだと少し心配です。しかし強度を上げるということは使いやすさを下げることにもなるので、300キロ以上の重りを使わないのであれば問題無いレベルです。

3のラットプルの脚固定に関しては、パワーラックの場合直面することが多い問題です。TAFFSTAFFは固定用のパッドがあるのですが、セーフティと連動しているためか、少し隙間が出来たり、少しきつすぎたりと、微調整がしにくいケースがあります。あと少し固定力は緩いですね。私はバーベルで固定したりしています。

おすすめパワーラック4.POWERTECパワーラック143000円

こちらも割と人気のパワーラックです。 昔もっと安かったような気はしますが14万くらいになってますね。安いことでTAFFSTAFFよりこっちを選ぶ人が多かったのですが、これならTAFFSTAFFでいいような気もします。

もう一つ違いとしては、こっちの方が頑丈だと思われます。耐荷重も454キロまであるので、かなり本格派でも問題ありません。というか450キロのバーベル使う人います?w

これかTAFFSTAFFのパワーラックがパーソナルジムの業務用として及第点ですね。本当の大型施設用(1日数十人以上が利用するレベル)だとこのクラスでも厳しいかもしれません。もっと大きな業務用マシンが必要ですね。

POWERTECパワーラックの良い点

  1. 頑丈
  2. TAFFSTAFFよりやすい
  3. ラットオプションは使いやすい

1は耐荷重はこのクラスのものとしてはオーバースペックなほど高いです。454キロまでというけれど、誰がその重量扱うのでしょうか?それだけ頑丈ということですね。TAFFSTAFFより細部がシンプルな作りです。

2は値段はTAFFSTAFFよりは安いです。5万を大きいとみるかどうかですが、業務用ならともかく個人としてみるなら5万は意外と大きいので検討材料に入ると思います。

3のラットオプションはウエイトスタック式を選べば問題ありません。たしか普通に買うとプレートのみだった気がします。負荷のかかり方はTAFFSTAFFと同じ構造で、全く問題なく高いクオリティです。

POWERTECパワーラックのいまいちな点

  1. バーホルダーが小さい
  2. セーフティなどの変更が少し面倒

1のバーホルダーはなんか小さいです。別に置けないこともないのですが、もう少し置きやすい方がぎりぎりでトレーニングしている時にはいいですね。あと少し安っぽかった記憶はあります。

2のセーフティの変更はTAFFSTAFFのように簡単になっていない為、少し面倒です。とはいえ、別に所要時間で大きく変わるレベルでもなく、構造的には強くなるので一長一短ではあるのですが。

POWERTECのハーフラックはだめなの?

POWERTECと言えば黄色のハーフラックが安いので採用するジムもまあまああります。

10万円を切る価格でラックとして使えたらいいんですよね。しかしこれ、あんまりよくありません。

何故かベンチプレスの時にセーフティが干渉しちゃいます。胸まで下ろせないんですよね。

また、塗装がどんどんはげていきます。

ラットオプションは付けられるのですが、付けると幅がパワーラックより少し長くなり、ハーフラックのメリットがあまりありませんw

そんな使いにくさがあるので、これ買うならもう5万出してパワーラックにするか、10万出してTAFFSTAFFにするというのをおすすめします。

スペース無いからこれで妥協するという選択以外で購入する必要はないですね。

28㎜バーベル

28㎜径のプレートを付けるためのバーベルは主に家庭用です。このバーベルは160センチなど小さいものも多くあるのが特徴で家庭でコンパクトに使うのには向いています。

しかし、普通のフルサイズのパワーラックでは内側の長さが足りない場合があります。200センチ以上のものを買わないといけません。コンパクトに利用したい場合は、ラックもバーホルダーが狭いものを利用しましょう。

 

また、バー自体が10キロ以下の為片方に重りを付けるともう片方が浮いてしまいやすいのが欠点です。20キロのバーだと片方に40キロ付けても落ちませんがこれは落ちます。

少しオペレーション面で面倒な場合がありますね。

あくまで家庭用で、スペースが足りないという場合の選択肢です。

50㎜バーベル

一般的なジムにおいてあるバーは50㎜のものです。220センチが普通で20キロあります。

欠点は女性だとベンチプレスなどでそもそも20キロが扱えないということですが、その場合はダンベルか10キロくらいのバーベルを使いましょう。

これは特にどの商品も大きく変わるわけではないですが、いいやつだと錆びにくいとか、持ちやすいとかがあります。

業務として使うプライベートジムならIVANKO社製のものにしたいところですね。

 

個人的なこだわりとしては、プレートを付ける部分に細かい溝が付いているタイプが好みです。THINKさんのホームジムセットみたいなのでもツルツルの安いバーの方を勧めている為か、プライベートジムでもツルツルのものを利用しているところが多いのですが、溝があることでプレートがずれにくくなります。

後述するカラーを付けるのが一般的ですが、なるべくしないでトレーニング可能ならその方が楽です。地味に手間なので。ベンチプレスやデッドリフトなど、滑りにくいバーならカラーなしでも大丈夫です。

私は自分のトレーニングならスクワットもカラーなしでやってしまいます。それくらい滑りやすさに違いがあるので、実際のトレーニングの際に手間が変わります。

 

ちなみに、50㎜バーベルも220センチだけではなく、短いものもあります。更に短くても持ち手の部分は同じくらいというものもあるので、部屋の横幅が狭い人はそういったものも検討してみてください。

バーベルカラー

バーベルのカラーは家庭用ならスプリング式で十分です。ただ、プレートが5キロ以内だと置いた時に床と干渉する場合があります。その為、ロック式のものもあると便利です。

買う時に内径が28㎜のものか50㎜のものかはちゃんと調べましょう。よく間違えて買う人がいます。

競技用の重たいカラーは家庭用では要りません。プライベートジムの事業用としてもいりません。パワーリフティングやアスリートの本格的な場合でなければ不要ですね。

プレート

プレートは家庭用の場合安いセットがあるのでそういうので十分だと思います。

基本的にはラバー付きがおすすめです。単純に持ちやすいです。IVANKOでそろえられればいいですが、やはり高いので、家庭用のアイアンプレートという選択肢になりがちです。

家庭用ならこのように穴の開いている方がいいですね。プライベートジムでも同様です。本格的な穴の無いプレートを使うメリットはあまり考えられません。

理由は単純な持ちやすさです。その点からラバーコーティングもおすすめします。

また、穴の開き方としても、アイロテックよりIVANKOの方が持ちやすいです。なので、予算があればIVANKOにしたいですね。

トレーニングとしては特に違いは感じない程度です。まあ形がほとんど同じで重さが同じなら同じですよね。

 

プレートも勿論28㎜用と50㎜用の2種類あるので間違えないようにしてください。僕は結構間違えました。

ホームジムおすすめのパワーラックまとめ

パワーラックは目的に合わせて選びましょう。あとはスペースですね。

基本的には6畳以上は無いと厳しいです。THINKのホームジムの作り方では、縦横3メートルずつ必要と書かれていますが、実際は最低横260センチあれば大丈夫です。縦は最低でしたら220あればいけます。あくまで最低ラインですが。

予算とスペースがあれば間違いなくTAFFSTAFFです。なるべく安くというのであれば、WILDFITやIROTECのものにしましょう。

また、プレートやバーベルなど意外と追加で費用が掛かるものも必要になるので、それも計算に入れて予算を組みましょう。

 

ホームジム作りというのは結構思い切った買い物になると思うので、買ってみて失敗だったということが無いのを祈っています。

 


当記事をお読みいただいても良く分からない、実際に教えてほしいというご希望があれば、弊社運営のMIYAZAKI GYMまでお問い合わせください。パーソナルトレーニングジムMIYAZAKI GYM渋谷、新宿、池袋、五反田、武蔵小杉

パーソナルトレーニングジム「MIYAZAKI GYM」公式サイトをチェック

 


 

「フォロー」ボタンを押すと最新のダイエット・ボディメイクの筋トレや食事に関する情報をツイート上で確認できるようになります。


 

「いいね」を押していただくと最新情報がすぐに確認できるようになります。

 

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。