パーソナルトレーニングコラム

通い放題のパーソナルトレーニングジムを勧めない4つの理由

パーソナルトレーニングジムが広まってから随分年月が経ちました。

それぞれのジムは自分たちの特徴を出そうと様々な工夫をしています。

 

その1つが通い放題系パーソナルトレーニングジムです。

基本的には単価の高いパーソナルトレーニングなので、通い放題になるとお得に感じますよね。

 

実はうちもやろうとしましたw

結構プランを細かく考えたのですが、どうしても致命的な欠点が出てしまうので断念しました。

 

サブスクリプションのビジネスモデルを経営に取り入れたい会社が多いんですよね。

とはいえ、業種で合う合わないはあるので、一つずつ解説したいと思います。

 

通い放題系のパーソナルジムを検討している方の参考になれば幸いです。

 

通い放題のパーソナルトレーニングジムとは

通い放題のパーソナルトレーニングジムとは、パーソナルトレーニングを月に何度でも受けることが出来て、それでも料金は定額というサービスです。

沢山通いたいけどお金をかけたくない、という方向けのサービスです。

 

 

通い放題パーソナルトレーニングジムの料金

幾つか種類はあるのですが、概ね月3万から4万くらいのようです。

東京都のパーソナルトレーニングの相場が1回8000円前後なのを考えると、4、5回分ということで、概ね週1回以上通うことで元が取れるような設計になっているのかと思います。

 

 

通い放題パーソナルトレーニングジムのシステム

通い放題とはいえ、あらかじめ予約を大量に入れてしまうのは問題が起きそうです。

その為、1日1回しか予約できない、レッスン後にしか次の予約は取れないというシステムのところも多いようです。

 

 

通い放題のパーソナルトレーニングジムの問題点

通い放題のパーソナルトレーニングジムには大きく3つの問題点があると考えています。

それぞれ解説していきたいと思います。

 

 

問題点1.パーソナルジムは予約が被りやすい

一番の問題点は予約が被りやすいことです。平日夜とかに集中し易い問題は殆どのジムで存在します。

先日目にした通い放題のパーソナルトレーニングジムは1部屋しかトレーニングルームがありませんでした。

 

ジムの混みやすい時間帯は平日夜の19時から22時くらいで、1時間ずつのレッスンだと3名までしか見ることができません。

そこに平日週5回通いたい人が3名通ってしまったら、それだけで夜のお客様はレッスンを受けることが出来なくなるかもしれません。

 

現実的に週4くらいでも、平日夜が1日しか空かないのは難しいですね。

通い放題と聞いていたのに、週1回通えるか、予約の取れない日もあるじゃないか!とクレームが来そうです。

 

仮に、レッスンを受ける毎に予約を入れられるシステムだった場合、週4とか週5通いたいお客様は不満を持ってしまいます。

通い放題で週5日通いたかったのに、週3日しか通えない!というのは容易に考えられます。

 

実際に、この手のジムで働いていたトレーナーから、やはりこのようなクレームが多いと聞きました。

クレームは改善しないといけないのですが、構造的な問題がある場合難しく、クレームがスタッフの精神を蝕んで、離職率を上げ、肝心のトレーナーが育たないという欠点まで発生してしまいます。

 

 

問題点2.パーソナルジムはリソースが少ない

通い放題の場合、多くのお客様が通いたい時に対応できるリソースが必要になります。

リソースは2つで、「トレーナー」と「部屋」です。

 

トレーナーは普通のパーソナルジムであれば、1人で対応できるスケジュールの範囲で受けるというのもありですが、通い放題だときっちりシフトを組まないといけません。

営業時間はフルにトレーナーが対応できる形でないと予約の対応が難しくなります。その時間トレーナー居ないのでとは言えません。

 

また、パーソナルジムは1部屋や2部屋だけというケースが多いです。

大手は8部屋とか10部屋以上を確保した設備を持っていたりしますが、あの辺は広告もバンバン使っているので参考にはなりにくいモデルです。

 

普通のコナミスポーツやゴールドジムなら、多少混んでいても譲り合う形などで10組くらい使うことは可能です。

昔の東京体育館はそんな感じで多くのトレーナーさんが活動していました。

 

部屋のリソースが少ないという点があるので、トレーナーも場所も余裕のある大手総合型のスポーツクラブがやるならいいですが、小規模でやろうと思うと結構大変なのではと思います。

 

 

問題点3.ジムとお客様の方向性が一致しない

お客様は沢山通いたい人が多いのですが、ジム側はあまり来てほしくないわけです。

正直なところ、お金だけ払って休んでほしい。という考えの人もいるでしょう。

 

これは大手のフィットネスクラブでは当たり前に起きている現象で

「休眠会員が居るからジムが混まずに利益が出る」という構造になっています。

 

その為、多くのジムでは通うように促すようなことはせず、ただ会費を支払うだけの会員が居ていいと思っています。混まないことで混んでいるという不満が出にくいわけですね。

私もゴールドジムに半年先払いで入会したことがありますが5回しか行きませんでした。

 

 

さて、パーソナルジムもこの点は同じ構造になり易いと考えます。

そうなると、やはりお客様を沢山通わせて結果を出すよりは、なるべく来ないようにキツく追い込むとか、少しさぼってしまったお客様に対してまた通いましょうという案内は送らないのではと思います。

 

ちなみにカーブスの例では、1週間お休みするとスタッフから連絡がいきます。

これはカーブスは24名まで同時に行えるということ、会員数が1店舗500人程度であること、ターゲットが50代からの主婦層なので、混んでいる時間は自然とずらしてくれる。という構造にあります。

 

お客様は沢山通いたいのに、ジム側はあまり通ってほしくないというベクトルの違いは施策がいい方向には向かないように思います。

 

 

問題点4.そもそもサブスクリプションにするメリットが無い

メリットが無いとは言いすぎかもしれませんが、サブスクリプションにするメリットはなんでしょうか?

経営面で言えば、「安定した収益」を「ストックしていける」という点です。

 

IT系のビジネスに多いですが、利用者が2倍3倍に増えても、固定費はさほど変わらないものなら、利用者が増える毎に利益がどんどん増えますよね。

ビジネスはストック型を目指せと言われることが多いので、とにかくサブスクリプション(=月額制)にしろという人が多いようです。

 

 

フィットネスクラブでも、私が学生の頃にアルバイトしていたところは、エアロビクスブームの時には1000人多い会員数が居たと聞いています。

ザックリ計算して月に1000万近く売上に差があったはずです。混んでいたようですがそれでも稼働していました。

 

これなら儲かりますよね。しかしずっと書いているように、パーソナルジムというリソースの少なさでは、到底ストックしていけるものではありません。

上限の少ないストック型のビジネスモデルはあまりやる意味がないのではと考えてしまいます。

 

そもそも、私自身の考えとしては、お客様に十分なサービスを行うことで、長く通ってもらうことがストック型だと思ったりします。

 

8年以上続けているお客様などもいて、ほとんどの方は1年以上どころか3年以上というような状況です。

下手にサブスクリプションモデルにしなくとも、続けてくれる方を増やす方がストック性はあるのではと考えています。

 

 

まとめ

 

以上が通い放題のパーソナルトレーニングジムの問題点でした。

勿論、沢山通えば単価は安くなるのですが、現実的に難しいのではと考えてしまいます。

 

ライザップの成功は、休眠会員目当てではなく、結果にコミットするという姿勢でした。

 

その点に関しては私も同じ考えです。

現時点では通い放題で上手く運営するいい方法やシステムが思いつかないなと思っています。

 


 

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